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  • 【フランス語の形容詞】どんな使い方があるか概観しておこう!(複数の時や女性形の時)

【フランス語の形容詞】どんな使い方があるか概観しておこう!(複数の時や女性形の時)

  • 2019-11-22
  • 文法
  • 性数一致, 文法

今回の記事はフランス語の「形容詞」の使い方について書いていきたいと思います!

 

人間
・フランス語って形容詞も活用するの?

・語順はどんな感じ?

・具体的な例を見て勉強したいな〜

 
 
こんな疑問に答えた記事になっています。
フランス語の形容詞は、法則をしっかりと理解すべき点と、例外をちゃんと覚えないといけない点があります。
①:形容詞の使い方の基本
②:例外の使い方
③:定冠詞+形容詞の使い方

この記事はこんな感じの内容になっています。

これを読めば、ざっくりと形容詞の使い方が概観できますよ!

それでは、さっそく見ていきましょう。
目次
  • 1 形容詞の基本
    • 1.1 基本は後ろからかかる
  • 2 主語+être+形容詞
  • 3 S+V+COD+Aの場合
  • 4 de+形容詞の場合
    • 4.1 rienとquelquechose
    • 4.2 他の例外
  • 5 定冠詞+形容詞
    • 5.1 抽象概念を言いたい時
    • 5.2 〜人、〜語
    • 5.3 省略している時
  • 6 まとめ

形容詞の基本

まずは、形容詞の使い方の基本から見ていきます。

基本法則は、「形容詞は名詞の後ろからかかる」です。

この使い方を確認しましょう!

基本は後ろからかかる

  • 「赤いリンゴ」
  • 「big city」

このように日本語や英語では、形容詞は前からかかります。

しかし、フランス語ではこの点が異なるということをまずは頭に入れておきましょう。

余談ですがフランス語って結構、結論を先に述べてから、そうなった背景を語ることが多いような気がしています。

日本の場合だと逆なことが多く、回りくどい説明の方が結論よりも長かったりすることもありますよね。政治家なんてイヤな質問がきたら、回りくどく話して結局、全然質問の回答をしていないなんて場面も多いですよね。

話を戻して、ですからまずは「これ」っていう名詞を先に挙げて、後から「豪華な」「青い」「特別な」、、っていう説明を加えるのかもしれませんね。

【形容詞の基本ルール】

語順は、冠詞+名詞+形容詞の順番になる!(基本)

(例)日本人の学生→ un étudiant japonais

この上に挙げたルールは基本中の基本ですが、とはいえ他にも多くの例外や異なる用法があります。

ちなみに、ここで挙げた冠詞について疑問点がある方はこちらのページで説明していますので参考にしてみてください!

【文法】フランス語の名詞につく「冠詞」について解説してみた!

ではここからは、この冠詞+名詞+形容詞ではないパターンを説明します。

しかし、学習初心者やフランス語検定の5級や4級にむけて勉強している、という方は細かい例外はあとからしっかり覚えれば大丈夫です。

 

主語+être+形容詞

この「主語+être+形容詞」のパターンは先ほどの使い方をしません。

文型でいうと、主語(S)+動詞(V)+属詞(A)の第二文型に当たるからです。

例を挙げると、Je suis japonais(形容詞). のようなやつです。これも、他で説明しているので以下のページから見てみてください。

【フランス語文法】動詞êtreを使うのはどんなとき?用法2つを解説します!

S+V+COD+Aの場合

2つ目に挙げる使い方は、フランス語の文型でいう第六文型のパターンです。大六文型はこのような語順です。

主語(S)+動詞(V)+直接目的語(COD)+属詞(A)

例を挙げると、

Je trouve ça très joli(形容詞).

などがあります。

SはCODをAとするという意味になるので、「わたしはこれがとてもかわいいと思う」という意味になります。

このときAの属詞は、CODによって性数一致します。

de+形容詞の場合

rienとquelquechose

これもなかなか特別なパターンです。

形容詞の前に de が入ります!

  • rien
  • quelque chose

がこの使い方をする単語に該当しますね。

身近な具体例を挙げると、「Rien de spéciale(形容詞)」があります。

これは「特別なことはなにもなかった」、つまり、最近どう?と聞かれた時に

「特にかわりなく過ごしているよ!」

という意味で使えます。

この2つは英語でいう

rien → nothing
quelque chose → something

ですよね。英語でもこの2つはちょっと特別な使い方をしています。

例えば、

  • あったかいコーヒーはhot coffeeなのに、
  • あったかい何かになるとsomething hotになります。

このように、rienとquelquechoseに関しては、例外としてde+形容詞(男性形)を使うということを覚えておきましょう。

他の例外

他の例外として、例えばdes hôtels de luxeという言い方があります。

これはde luxeとして形容詞のような使い方をするため、

名詞+de luxe

で豪華なという意味です。

英語にあるデラックスという単語の意味は、このフランス語から派生してできたと言われています。

 

定冠詞+形容詞

最後に挙げるのが、形容詞に定冠詞をつけることによって「名詞化」するものです。

ここでも、定冠詞?なにそれ?という方はまずこの冠詞についての説明を見てみてください。

【文法】フランス語の名詞につく「冠詞」について解説してみた!

ここで時間がない人のために簡単に言うと、定冠詞とは le, la, les のことです。

そしてここでは、単数の男性名詞につけるleを形容詞につけることによって、名詞のような働きをします。

具体的に見ていきましょう!

抽象概念を言いたい時

まずは、形容詞にleという定冠詞をつけることによって抽象概念の名詞ができるという用法です。

たとえば、essentiel という単語があり、これは「本質的な」という意味です。

わたしたちが使うエッセンスという言葉からも分かるように、蒸留するなどして香りや栄養成分を抽出したもの、つまり物事の重要な部分、本質を意味しています。

この形容詞に定冠詞leをつけます。

essentielという単語は母音から始まるので、

l’essentiel

という形になります。

そうすることで、「本質的なこと」というふうに名詞化できるんです。

分かりやすくまとめると、以下のようになります。

  • l’essence…【名詞】本質
  • essentiel…【形容詞】本質的な
  • l’essentiel…【名詞】本質的なこと

これを用いたよく知られている例文がありますので紹介します。

L’essentiel est invisible les yeux.

サン=テグジュペリの『星の王子様』に出てくる一節です。

「本質的なものは目では見えない」という意味ですね。

〜人、〜語

次に挙げるのは、〜人、〜語という意味です。

françaisという形容詞の単語は、「フランスの」という意味ですよね。

でもここに定冠詞 le を入れると、le françaisで「フランス語」という名詞的な意味になります。

これは馴染みがあるので分かりやすいですよね。

省略している時

最後に紹介するのは、省略が起きているパターンです。

本来ならば、

冠詞+名詞+形容詞

の語順で並んでいますが、この中で繰り返しになるので名詞の部分が抜けて、

冠詞+形容詞

になっているものです。

A:J’aime bien le thé noir.

B:Moi j’aime le vert.

thé noirは紅茶、thé vertは緑茶です。こ

のようにお茶という単語が繰り返しになるので、ここでは名詞が省略されています。

まとめ

ライオン
以上が、形容詞の用法の一覧じゃ〜
最後にまとめておこう!

 

【形容詞の用法まとめ】

まず、基本は冠詞+名詞+形容詞

以下が例外の用法

  • 主語+être+形容詞 Je suis français.
  • S+V+COD+Aの場合 Je trouve ça joli.
  • de+形容詞の場合 quelque chose de spécial
  • 定冠詞+形容詞 l’essentiel

参考になれば幸いです!お互い引き続きフランス語の勉強頑張りましょう!

あわせてこちらの記事もどうぞ!

フランス語の性数一致についてまとめました!
フランス語の6文型の分類について解説しています!

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LyonとParisに留学経験あり

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