今回の記事では、フランス語の重要な動詞「jouerの使い方」について解説していきたいと思います。
- この単語って結局どういう意味?
- 活用とか、使い方を学びたい!
- 例文を使って分かりやすく解説して〜
②:覚えておくべき前置詞
③:例文とともに使い方を確認
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、jouerの使い方を整理して理解できるはずですよ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
文法的な基礎の確認
それではまず、動詞 jouer の意味と活用を確認しておきましょう。
jouerの意味
jouer の意味は、とりあえず以下の3つを頭に入れておきましょう!
- 遊ぶ
- (楽器などを)演奏する
- (スポーツなどを)プレーする
日本語にすると、結構いろんな意味があるように見えます。でもこれは、英語の「play」にあたる動詞と思えば納得ですよね。
一つ目の意味にもなっていますが、もっと広い意味で「遊ぶ」ということです。
スポーツや音楽なども、余暇で楽しむ「遊び」みたいなもんですよね。
jouerの活用
それでは次に、活用の仕方も確認しておきましょう!
jouer
この動詞 jouer は、「er」で終わる動詞です。これは、フランス語の動詞の約90パーセントが当てはまる「第一群規則動詞」ですね。
フランス語の動詞の活用について、「全体的なイメージ」や「er動詞」の活用の仕方については、こちらの記事を参考にしてください。
それでは、以下に「直接法現在」のjouerの活用を示しておきます。
【jouerの活用】
- je joue
- tu joues
- il joue
- nous jouons
- vous jouez
- ils jouent
文法的な基礎項目の確認は、これでオッケーです!
覚えておくべき前置詞
この動詞のややこしいところは、使う「前置詞」とセットで覚えておく必要があるということです。
逆に言えば、この動詞のややこしいところは以下の2点にしぼられるので、これを意識して学習すればなにも難しいところはないです。
- 意味によって異なる前置詞(deとà)を使う
- それによって「縮約」が発生する
前置詞の中でも、deとàは飛び抜けて重要です!
これにともなって、
- à + le → au
- à + les → aux
- de + le → du
- de + les → des
使い方を紹介
それでは、実際に例文を見ていきます。
基本的に、以下のような使い方をすることを覚えておきましょう。
- jouer à + 遊び・スポーツ
- jouer de + 楽器
ここから例文をいくつか挙げます。
jouer à 遊び
Je joue souvent aux cartes avec mon frère.
わたしはよく兄とトランプで遊びます。
- jouer aux cartes:カードで遊ぶ(=トランプをする)
- jouer à cache-cache:かくれんぼをする
- jouer à la poupée:人形遊びをする
jouer à スポーツ
Elle aime bien jouer au tennis.
彼女はテニスをするのが好きです。
- jouer au tennis:テニスをする
- jouer au football:サッカーをする
jouer de 楽器
Il joue très bien de la guitare.
彼はギターをとてもうまく演奏します。
- jouer de la guitare:ギターを弾く
- jouer du piano:ピアノを弾く
- jouer de la flûte:フルートを吹く
まとめ
以上が、フランス語の動詞 jouer の意味と使い方の解説です!
最後に要点だけまとめておきましょう。
【まとめ】
point 動詞 jouerは広い意味で「遊ぶ」という動詞
- 遊ぶ
- 楽器を演奏する
- スポーツをプレーする
point この動詞のややこしい点は、以下の2点だけなので、ここを覚えておく
- 前置詞 à と de とセットで使うこと
- 縮約することがあること
point 使い分けは以下のとおり
- jouer à + 遊び・スポーツ
- jouer de + 楽器
これでばっちりですね!