今回の記事では、フランス語で「よろしくお願いします!」という表現について解説していきたいと思います。
- ズバリなんて言えばいいの?
- 使い方があっているか不安だから知りたい!
- フランス語で表現するときのポイントは?
②:「よろしく」が意味するところとは?
③:「よろしく」と似たフレーズ
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、今までよりも少し、フランス語での表現の幅が広がるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
「よろしくお願いします」
まずは、フランス語の文法のことは置いておいて、日本語の「よろしくお願いします」という言葉の意味を考えていこうと思います。
直訳はできない
いきなりですが、タイトルの通り今回の内容は悲報です。残念ながら、「よろしくお願いします」をフランス語に直訳することはできません。
その理由なのですが、実は、このフレーズが「魔法のコトバ」だからなんです。
魔法のコトバ!?
勘の良い方は、もうなんのことかお分かりでしょう。
自分がここで念頭に置いているのは、スピッツさんの名曲『魔法のコトバ』です。
(20代も後半に差し掛かって、若干いろいろあせり始めるぐらいの(=自分と同じぐらいの)世代の人たちはピンと来たかもしれないです。)
この歌の中で、以下のような歌詞があるので引用します。
魔法のコトバ 二人だけにはわかる
魔法のコトバ 口にすれば短く
だけど効果は 凄いものがあるってことで(スピッツ『魔法のコトバ』より一部を抜粋)
こんな感じの最強のコトバです。
(全然説明できていなくでゴメンナサイ。)
ちゃんと説明すると、みなさんは気づいていないかもしれませんが、このフレーズは想像以上に便利な言葉なんです!
ここでいう便利とはどういうことかというと、
ということです。
結局なにが言いたいか
結論、気軽にいろんな場面で使ってしまうフレーズなので、フランス語でこれをジャストで言い当てる表現はありません。
なので、「結局なにが言いたいのか」を場面に応じて考える必要があるということです。
例として、以下の表現を考えてみます。
- お姉さんによろしく伝えといて!
- はじめましてよろしくお願いします。
- ご協力よろしくお願いします。
よろしく伝える
まずは1つ目です。
これを言われて、まさかお姉さんにそのまま「よろしく」という人はいませんよね。
これを使うときは、
こんな気持ちを伝えるときに(形式的とはいえ)、使っていますよね。
なのでフランス語では、
Passe le bonjour de ma part à ta sœur, s’il te plaît.
こんな感じでニュアンスが伝わります。
はじめましてよろしく
次に2つ目です。
- Enchanté(e).
- Je suis enchanté(e) de vous rencontrer.
協力よろしく
続いて、最後3つ目です。
これは、相手にお願いをするときに使いますね。
フランス語では、簡単で
Merci d’avance.
でオッケーです。
メールの返信よろしくお願いします、なんかの場合もこれが使えます。
大事なのは日本語
もちろん、「フランス語でどういう場面でどういうフレーズが使われるのか」を覚えておくことは重要です。
しかし、さらに重要なことは
ということですね。
つまり、わからない単語があるときも同じですが、言いたいことを完璧にいうことよりも、わからないなりに言い換えてどう伝えるかを考えることが重要です。
(以前「蜂」という単語をど忘れしたときに、「蜂蜜を作る昆虫」という表現で無理やり通した記憶があります。)
他の魔法のコトバは?
今回は、日本語の「よろしくお願いします」というフレーズでしたが、フランス語にも魔法のコトバが存在しています。
みなさんご存知、Bonjour ですね。
これは、日本語の「こんにちは」という意味にとどまらず、もっと広い場面で使うことができます。
- 気をつけてね!
- お疲れ様でした!
引き続きフランス語の勉強を頑張っていきましょう〜^^
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