【超ややこしい】「座る」という意味の動詞s’asseoirの活用は、2パターンある?

今回の記事では、フランス語のややこしい動詞「(s’)asseoirの活用」について書いていきたいと思います。

人間
  • よく使う動詞だけど活用が覚えられない
  • 2パターン活用があるって本当?
  • 具体的にどんな活用をするのか知りたい!
 
こんな疑問を解決した記事になっています。
この動詞は日常生活でもよく使う動詞だと思いますが、活用がなかなかややこしいですよね。
ここでは、ややこしいポイントを明確にしながら、整理してまとめたいと思います。
①:(s’)asseoirの基本的な意味
②:2パターンの活用
③:新しくできた表記の仕方

この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、以前よりもスッキリと理解できていると思いますよ。

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

(s’)asseoirの意味

それではまず、動詞(s’)asseoirの意味から確認していきましょう!

これは代名動詞ですね!以下の意味があります。

  • asseoir:座らせる
  • s’asseoir:座る

asseoir だけだったら「座らせる」という意味です。

ですがここに再帰代名詞の se(s’)が入ることによって、「自分を座らせる(=座る)」という意味になりますね!

ここの説明で、

  • 代名動詞ってなんだ?
  • 再帰代名詞って初めて聞いた
  • 「se + 動詞」の形をあまり理解できていない

と思った方は、こちらの記事を参考にしてください。

ややこしいところ

意味を文法的な解説をしたところで、いよいよ本題です。

この動詞、めちゃくちゃやっかいな単語なんです。その2点を確認しましょう。

  • 表記が2パターンあること
  • 活用が2パターンあること

この点を押さえた上で、順番に見ていきます。

表記について

まずは、簡単な「表記」についての方です。

asseoir

これをカタカナ表記では、正確にフランス語の音を表現することはできませんが、もし表現するとするならば「アソワール」ですよね。

「これ、真ん中の e がなくてもいいんじゃない?」

と思った方もおられるかもしれません。予想は的中です。

asseoir は assoirと書いていいことになっています。

でも一応、asseoirのつづりも書けるようにしておきましょう。

活用について

次に、活用についてです。直接法現在の活用は、2種類あります。

【asseoir の活用2種類】

j’assieds
tu assieds
il assied
nous asseyons
vous asseyez
ils asseyent


j’assois
tu assois
il assoit
nous assoyons
vous assoyez
ils assoient

この2パターンです。微妙に形が違いますね。

使い分けについて

さて、この2種類の使い分けですが「だいたいは同じと考えて大丈夫」といったところです。なので、まずはどちらかの活用の仕方をしっかりと覚えておくべきでしょう!

一応ざっくりとしたイメージでは、2つ目の方が口語的と言えます。

ただ自分が使うときは、どちらか覚えている方を使えばそれで大丈夫です。

しかし、会話では相手がどっちを使ってくるかは分かりませんので、両方頭に入れておく必要があります。

でも、大変ですよね?

ポイントだけ整理しておきます!おそらくここだけ押さえておけば大丈夫です。

  • 肯定文のときは、だいたい je m’assois の方
  • 命令文のときは、Assieds-toi、 Asseyez-vous の方

一番よく使う形が、Asseyez-vous だと思います!

あとは、必殺技として「vouloir」や「pouvoir」などの助動詞的な役割をする単語を使う方法もいいでしょう。

  • Je veux m’assoeir ici ? ここに座ってもいいですか?
  • Tu peux t’asseoir là. そこに座っていいよ。

ぜひ使ってみてください!

以上が、フランス語のやっかいな動詞「s’asseoir」の活用の解説でした。

ライオン
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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