【フランス語の慣用句】歌が下手な「音痴の人」を言いたいときどのように表現する?

今回は、フランス語の慣用句についての記事です。

慣用句やことわざを学ぶことで、

・今まで知らなかった表現に触れることができる
・言語を通して新しいものの見方に気づく

このようなことがあります。

これは、言語を学ぶときの一つの楽しさでもありますよね!

ここでは、フランス語で「歌が下手」という表現を見ていきます。

ぜひこの機会に勉強して覚えてしまいましょう!

鍋のように歌う

歌が下手な人のこと、フランス語でどのように言うか知っていますか?

ズバリ、音痴という表現はこのような言い方をします。

chanter comme un casserole

直訳すると、「鍋のように歌う」という言い方ですね。

「どうして?」と思われた方は、ここで、棒を使って全力で鍋を叩く音を想像してみてください。

おそらく、耳をふさいでしまうぐらいうるさくて不快な音が聞こえてくることと思います。

ちょっと失礼ですが、音程が合っていなくて不快な歌ってそういうことですよね。

「歌が下手なこと」
→「聞きたくないぐらい不快な音」
→「鍋を叩く音」

単語の確認

一応、単語の確認をしておきましょう。

  • chanter 歌う
  • comme 〜のように
  • un casserole 鍋

使い方

この表現は、難しい単語もないのでそのまま使えばいいですね。

「歌う」という動詞も、chanter という er動詞ですから活用も基本です。

【chanter の活用】

je chante
tu chantes
il chante
nous chantons
vous chantez
ils chantent

自分が歌いたくないとき

もし、みんなに「これ歌って!」って言われたときの逃げ道として利用しましょう。

Je chante comme un casserole.

わたしは歌が下手です。

他人の歌を聞きたくないとき

他の人が歌っているのをもう聞くに堪えないとき、笑顔でこう言いましょう。

Tu chantes comme un casserole.

あなたは歌が下手です。


以上がフランス語のおもしろい慣用句の紹介でした!

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