今回の記事では、フランス語の動詞の「過去分詞の作り方」について解説していきたいと思います。
- 過去分詞はどうやって作るの?
- またややこしい法則があるのかな
- パターンごとに教えて欲しい!
こんな疑問を解決した記事になっています。
過去分詞はいろんなところで使うので、絶対に覚えておきたい内容です。
ここでは、動詞の語尾パターンごとに見ていきます。
①:フランス語の動詞の活用
②:パターンごとの解説
③:具体例と例外
②:パターンごとの解説
③:具体例と例外
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、もう過去分詞の作り方は完全に理解しているはずですよ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
動詞の語尾
まずは、「過去分詞」の作り方を学ぶために必須の基礎知識があります。
それは、フランス語の動詞はどんな形をしているかという知識です。
フランス語の動詞は、語尾の形だけで見ると、4パターンしか存在していません。
4パターンは以下で示す通りです。
- -er
- -ir
- -re
- -oir
これについては、活用パターンを勉強するときにも便利な知識です。
別の記事で解説していますが、そのときに作ったイメージはこちら↓
ちなみに、このフランス語の「動詞の活用」について分かりやすくパターンごとに解説した記事はこちらです。
「過去分詞」を作るときにも、このような語尾の形に注目して作り方を勉強しましょう!
パターンごとに解説
では、具体的に作り方を見ていきましょう。こちらは、活用に比べたらめちゃくちゃ簡単です。
基本はこんな感じです。
- –er → –é(例)aimer → aimé
- –ir → -i(例)sortir → sorti
- –re → -u(例)lire → lu
- –oir → -u(例)voir → vu
シンプルで分かりやすいですよね。問題は、ちょこちょこ出てくる例外です。
ir と re の動詞で、例外が発生することが多いです。
- venir → venu
- avoir → eu
- faire → fait
- dire → dit
- apprendre → appris
- être → été
例外はこんな感じですが、このように法則に当てはまらないのは全体の5%だけです。
なので、これだけは学習するときに一つ一つ覚えていきましょう!
過去分詞の語尾
これまでの説明でも、過去分詞の形はそこまで複雑じゃないことはわかりますね。一部の例外を除いて、動詞の不定形(原形)からだいたい判断できます。
さらに、もし不規則な過去分詞に出会ったときも、それが過去分詞であるとすぐに分かるはずです。
なぜなら、
過去分詞の末尾は5つだけです。
→ é, i, u, s, t
→ é, i, u, s, t
これを覚えておけば大丈夫ですね!
以上が、フランス語の過去分詞の作り方の解説でした。