フランス語の助動詞・準助動詞について、意味と用法を例文と一緒に把握しておこう

今回の記事では、フランス語の文法における「助動詞と準助動詞について」というテーマで解説していきたいと思います。

人間
  • フランス語って助動詞とかあるの?
  • 英語の助動詞とはなんだか違いそうだな
  • どんな使い方があるのか知りたい!
 
こんな疑問を解決した記事になっています。
独学で勉強している人にとっては、フランス語の「助動詞」って言われてもピンとこないことが多いような気がします。
なのでここでは、簡単に意味と用法を確認していきましょう。
①:文法的に全体を把握
②:どんな助動詞と準助動詞があるのか
③:使い方を解説する

この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、今までよりもフランス語文法についてスッキリ理解できているはずですよ。

それでは、さっそく見ていきましょう!

 

フランス語の助動詞?

まず、フランス語の助動詞ってあんまり聞かないイメージがあります。

実際、自分がフランス語を独学で勉強している時なんかは、参考書などで勉強していたのですが、あんまり「助動詞」について勉強した記憶がないですね。

複合過去なんかの説明も、

  • avoir + 過去分詞
  • être + 過去分詞

こんな感じで書かれていましたが、「助動詞とは」みたいな感じで勉強したことはないです。

実際、上の場合この avoir や être が「助動詞」にあたると分かったのは、複合過去を勉強し始めてからだいぶ後のことです。

なので、細かく分かってなくてもたぶん大丈夫です。

とはいえ、文法的にはもしかしたらあんまり重要じゃないかもしれないけど、気になる人は気になるポイントだと思うので、一応整理しておきましょう!

助動詞と準助動詞

まずは、助動詞準助動詞にはどんなものがあるのかを見てみましょう。

以下の通りです。

【助動詞】

  • avoir
  • être

【準助動詞】

  • pouvoir
  • devoir
  • vouloir

こんな感じです。

英語の助動詞といえば、can・will・should・must・shall・may とかこのへんですよね。

なのでこの知識に引っ張られがちですが、一応基本は上で示した通りです。

使い方

これだけ見たら、「へぇ〜」って感じだと思いますが、この分類自体が超重要なわけではないです。

重要なのは、これらの使い方です。

なので、用法の部分を確認しておきましょう。

  • 助動詞 + 過去分詞
  • 準助動詞 + 不定詞

これは、しっかりと覚えておくべきでしょう!

助動詞を使う時

助動詞は以下のような場面で使い、常に「過去分詞」と一緒に使います。

  • 複合時制の時(avoirとêtre)
    J’ai vu ce film. わたしはこの映画を見た。
    Je suis sorti avec mes amis. わたしは昨日友人と出かけた。
  • 受動態の時(être)
    Mon père est respecté de tout le monde. わたしの父はみんなから尊敬されている。

この2パターンです。ここで疑問点が生じた方は、合わせて以下の記事を参考にしてください!

準助動詞を使う時

準助動詞は、pouvoir・devoir・vouloir の3つですね。これは、不定詞と一緒に使います。

不定詞とは、元の形ということですね!

  • Je peux partir ? 出て行ってもいい?
  • Tu dois dormir ! もう寝るべきだ!
  • Tu veux encore manger ? まだ食べたい?

これらは助動詞みたいな使い方ではなく、「本動詞」として使う場合もあるので注意が必要です。「準助動詞」の場合は、後ろには動詞の不定形がきます。

それぞれの動詞の細かい用法については、以下の記事を参考にしてください!

まとめ

以上が、フランス語の助動詞の解説です。

まとめをしておきます!

助動詞【avoirêtre

  • 過去分詞と一緒に使う

準助動詞【pouvoirdevoirvouloir

  • 不定詞と一緒に使う

今回はそこまで重要じゃない項目かもしれませんが、一応整理して理解しておきましょう!

ライオン
最後まで読んでいただきありがとうございます
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