今回の記事は、フランス語の表現に関する記事です!
そのなかでもよく混同して使ってしまう、passer と réussir の動詞の使い分けについて取り上げていこうと思います!
これら2つは、かなり使用頻度の高い動詞です。
かつ、「(試験など)に合格する」という言い方も、フランス語の勉強で試験を利用する方も多いはずですので、そこまでめずらしい表現ではないはずです!
しっかりこれらの区別をできるようになっておきましょう!
passerとréussirの意味
ではもうさっそく結論から見ましょう!
- passer → (試験を)受ける
- réussir → (試験に)合格する
意味は上の通りです。これ、混乱してしまう原因は、「英語」にありますよね。
英語だと、「試験に合格する」という意味で、動詞passを使います。
日本語でも、「試験パスした?」と聞いたら、「試験を受けた」ということではなく、「試験に合格した」かどうかを聞いていますよね。
これにつられてしまってはいけません。
passer→réussir
つまり、わたしたちがこのpasserとréussirを使うタイミングは、時系列でいうと以下のようになります。
passer → réussir
- まず、試験を受ける。(passer l’examen)
- そして、試験に合格する。(réussir l’examen)
このように整理して頭に入れておけば、もう混同して間違った使い方をすることはありませんね!
おまけ
ここで解説を終わっても良かったのですが、おまけです。
試験を受けたら、そのあとに「合格する」という表現じゃないものを使う場合がありますよね。
試験を受ける → 合格する or 不合格になる
なので、実際にこの表現を使うことになるかは置いておいて、「不合格になる」という言い方も一応覚えておきましょう。
動詞は、rater を使います!
rater l’examen :試験に落ちる
以上で、passer と réussir の意味の違いの解説は終わりです!
参考になれば幸いです。