今回の記事では、フランス語の表現における「おもしろい」について解説していきたいと思います。
- おもしろいってフランス語でどういうの?
- ニュアンスは日本語と同じなのかな
- 例文と一緒に単語の意味を見たい!
②:それぞれのニュアンス
③:例文確認してみよう
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、フランス語で「おもしろい!」という表現をニュアンスに合わせて使えてるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
3つの単語の確認
それでは、さっそくどんな単語があるか見てみましょう。
以下の3つがよく使う単語です!
- intéressant:知的な関心を引く(おもしろさ)
- drôle:笑わせてくれる滑稽な(おもしろさ)
- amusant:人を喜ばせる(おもしろさ)
こういう感じのイメージです。
日本語だと、どれも「おもしろい」という単語で表現できる物かもしれません。
でもフランス語でいうときは、それが「どういうふうに」おもしろいのかという点を意識しながら使う必要があります。
例えば、これは「おもしろい本だ!」と言って紹介したいとき、上の3つのどの単語を使っているかによって全然紹介する本は変わってきますよね。
例文を使って解説
それでは、例文を見て理解していきましょう。
intéressant
1つ目は、こんなこんなニュアンスですね。
- 興味深い
- 関心を引く
- 味のある
元の意味としては、「利益がある」というような意味も持ちます。
なので、経済的な面だけではなく、精神的な面でも「利益がある」、という意味だと捉えてみるといいかもしれません。
(例)C’est une remarque très intéressante.
それは、とても興味深くておもしろい指摘だ。
drôle
2つ目は、「笑わせてくれる」おもしろさですね。
- 滑稽な
- 愉快な
- おどけた
これらに加えて、別の意味もあります。
たしかに「超普通」のことは笑えたり、おもしろいと感じたりすることはあまりないですね。ちょっと変ぐらいが笑えておもしろいということですかね。
(例)Tu me racontes une histoire drôle.
あなたは私に、笑えるおもしろい話を語る。
amusant
最後の3つ目は、「楽しませてくれる」おもしろさです。
- 楽しい
- 愉快な
- 気晴らしになる
これは、息抜きのレジャーみたいな感じですね。
(例)C’est amusant de faire du camping.
キャンプ生活は楽しい。
これはおもしろい本だ!
では、上の単語を使いながら、3種類の本を紹介してみます。
紹介する形になるので、ついでに「提示の表現」を確認できます。
1つ目
Voici un livre très intéressant.
この本は、読むのはマジで大変ですがめちゃくちゃおもしろいです。
大学生のときに節約して買いました。
2つ目
C’est un article drôle.
あまり本を読みながら笑ったことがないので本ではないですが、こちらの記事を紹介します。おもしろいです。
3つ目
Voilà un livre amusant.
これは、いい気晴らしになります。
原作が一番おもしろいです。ストーリーが長いですが、アニメのフランス語版のDVDも持っているぐらい好きです。
まとめ
以上が、「おもしろい」という単語のニュアンスの解説でした!
まとめです。
- intéressant:知的な関心を引く(おもしろさ)
- drôle:笑わせてくれる滑稽な(おもしろさ)
- amusant:人を喜ばせる(おもしろさ)