今回の記事では、フランス語学習の「これからの勉強方法」について考察したことをまとめていきたいと思います。
- どんな勉強方法が一番効率的なのか
- 人に何かを理解してもらうときに重要なこと
- これからの語学教材について
②:現代の生活スタイルのトレンド
③:これからの教材のあり方
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、もしかしたらこれからのフランス語の学習方法について考えるきっかけになるかもしれませんが、メインの目的は自分の思考の整理です。
それでは、さっそく見ていきます!
世にある学習教材
まず最初に、フランス語に限らずいわゆる「学習教材」全般に関して考えていきたいと思います。
学習教材とは、具体的には以下のようなものを指しています。
- 高校・大学受験の参考書
- 資格試験の対策本
- 語学の解説書
- 一般教養についての概説書
これらの教材に言えることは、「人になにかを説明するもの」であって、その中でもざっくり言うと「学びを提供するもの」だということです。
そして次に、このような「学びを提供する」際に必要なことを考えてみました。
おそらくどのような学習教材にも、重きを置く配分は異なるかもしれませんが以下の3点のどれかは必ず意識されていることだと思います。
- 網羅性、情報の正確さ
- 効率・分かりやすさ
- おもしろさ
これら3点について、ざっと確認していきます。
網羅性
まずは、「網羅性」についてです。
これは学習教材の中でも、いわゆる大辞典のようなイメージです。必要な情報が細かくまとめられていて、「情報の正確さ」が保証されている教材です。
これは網羅的にたくさんの情報がまとまったものの中から、自分が必要な情報を探す必要があります。
なので、常に持ち運ぶというものではありませんが、1冊あると便利という感じのものだと思います。
効率性
次に、「効率性」に重きを置いたものです。
「理解する」ということに効率さを求めるわけですから、「分かりやすさ」というものもここに含まれると思います。
以下のようなキャッチコピーが使われているものは、だいたいこれに当てはまる教材かなと思っています。
- 面白いほど分かる
- 5分で分かる◯◯学!
- これだけで合格
- 要点整理
このような教材は、特定の学習者が持つニーズを満たす必要が生じます。
おもしろさ
最後に挙げるのは、「おもしろさ」です。
学習という、本来はムズカシイ内容を含む学びのコンテンツを、
- 日常生活のものに落とし込んで理解させたり、
- 共感するような例えを使って説明したり、
- 親しみやすいキャラクターが登場したり、
このような工夫を加えることによって「おもしろい」という感情を生むような教材です。
ここまでが、学習教材とはどんなものかということと、学習教材を作る際に求められていることについての考えです。
現代で求められていること
先ほど整理した3つの中でも、特に「効率性」はもっとも現代で求められているものだと思います。
家事の仕事などは分かりやすいかもしれません。掃除や洗濯などは、どんどん機械がわたしたちの代わりにしてくれるようになりました。
身近な例でいうとシャンプーでさえも、
- 整髪料を1回で落としてくれる
- 寝癖がつかない
- ドライヤーですぐ乾く
このような頭皮の汚れを落とすことは前提で、さらにセールスポイントとして「無駄の減らし合い」が行われています。
最近は「出会い」でさえも、必要な条件を互いにリストアップしてマッチングすることで、効率的に自分に合う人に出会う環境があります。
つまり、
時代的には、このようなものにニーズがあるということです。
おそらくこれは、学習教材でも同じようなことが言えると思います。
おもしろさに偽装させる
ここまでをまとめると、学習教材に必要な要素は、
- 網羅性
- 効率の良さ
- おもしろさ
であり、そして現代では、「効率の良さ」は特に非常に求められている、ということです。
差別化するポイント
なので、これだけだれもが情報発信することができるようになった現代において、「情報量の多さ」で勝負することはムズカシイです。
そして、今は「効率の良さ」が求められており、ほとんど無料で手に入る情報を「だれがパッケージ化してまとめるか」という点が重要になってきていると思っています。
なぜなら、おそらく「効率の良さ」に関しては、データ量の分析などによって、機械学習で答えを出せる部分でもあると思うからです。
このブログの目的
つまりここで考えをまとめると、このブログの情報発信の目的は、
フランス語という学びのコンテンツを提供するために、
「網羅性・正しさ」あるいは「効率の良さ・分かりやすさ」
を保ちながら、学びを「おもしろさ」に偽装して伝えていくこと
ということです。
このような発信こそが、自分の思考の整理にもなり、他の人にとっても有益な情報を提供することに繋がるのではないかと思います。
まだまだムズカシイところだとは思いますが、このような意識でメディア運営をしていきたいです!
最後まで読んでいただきありがとうございました!