今回の記事はフランス語の、「疑問文の作り方」について書いていきたいと思います!
・疑問系にも活用とかあるのかな?
・実際の例文を見て勉強したいな〜
②:それぞれの説明
③:倒置するパターンの補足
この記事はこんな感じの内容になっています。
これを読めば、もう疑問文は楽勝じゃん!って印象になりますよ!
疑問文の作り方
疑問文の作り方は、3パターンあります!
それをまず見た上で、後から解説していきます。
- イントネーションを上げる
- 文頭に Est-ce que をつける
- 主語と動詞を倒置する
この中から、使えそうなものを選んで使いましょう!
イントネーションを上げる
これは超わかりやすいと思います。
もう簡単すぎて「え、たったそれだけでいいの?」と思われるかもしれません。
なんと、
文末のイントネーションを上げるだけ
でいいんです。
でも、よく考えたら日本語でも似たようなことですよね。
- 「これ美味しい」と言ったら、感想を述べてるんだ〜って感じだし、
- 「これおいしいいいいいい!」と言ったら、より感情は伝わります。
同様に質問するときも「これおいしい?」と文末を上げるだけで疑問文にすることができます。
ぶっちゃけフランスで日常生活を送るだけだったら、この言い方だけで十分です。
(例)Tu es étudiant. → Tu es étudiant ?
文頭にEst-ce queをつける
2つ目の言い方は、文頭にEst-ce queをつけるだけです。
これも非常にわかりやすいと思います。
簡単な表現ですが、これも日常生活で頻繁に使います。
(例)Tu es étudiant. → Est-ce que tu es étudiant ?
注意点:エリジオン
この表現を使うとき、主語が母音で始まるかどうかを確認してください。
特によくあるパターンが、il や elle などの人称代名詞です。
この場合はEst-ce queのqueとilの音がつながってエリジオンします。
エリジオンといいましたが、エリジオンがなにか分かっていなくても大丈夫です。
要は音がつながって省略がおきるだけの話です。
念のため確認したい方はこちらで確認してください。
【フランス語の発音規則】エリジオン・アンシェヌマン・リエゾンを分かりやすく解説! | 話せるようになる効率的フランス語学習法
(例)Il est étudiant. → Est-ce qu’il est étudiant ?
③主語と動詞を倒置する
これは主に書き言葉などの改まった場合に使います。
3つ目は、上で挙げた2つに比べると少しややこしい表現です。
日常では無理につかう必要はないと思いますし、書き言葉の場合は考えながら疑問文を作ることができるので、あせらずしっかりと理解すれば大丈夫です。
ここでは、主語が人称代名詞とそれ以外の場合に分けて考えましょう。
主語が人称代名詞の場合
主語が人称代名詞の場合は、主語と動詞を倒置して間にハイフン(-)を入れればオッケーです。
人称代名詞とは、Je tu nous vous il elle ils elles です。
(例)Vous êtes étudiants. → Êtes-vous étudiant ?
主語が人称代名詞以外の場合
次に、主語が人称代名詞以外の場合です。
これが一番ややこしいので頑張りましょう。
まずこの場合、主語を人称代名詞に直すことが最初のステップです。
【ステップ①】
主語を人称代名詞にする
(例)Marie → elle 、Monsuieur Yamada → il
そしてその後に、先ほど直した人称代名詞を動詞の後ろにつけます。
【ステップ②】
名詞 動詞 – 代名詞 の順番でつなげる
(例)Monsieur Yamada est professeur. → Monsieur Yamada est-il professuer ?
(例)Marie parle japonais. → Marie parle-t-elle japonais ?
ここで、parle-t-elle の部分に注目です。
- 主語が、ilかelle
- 動詞が、er動詞かavoirかaller
この2つの条件が重なれば、このように動詞と主語の間に t が登場します。
まとめ
いかがだったでしょうか。最後にまとめをしておきましょう!
【まとめ】疑問文の作り方
- 文末のイントネーションを上げる
- 文頭にEst-ce queをつける
- 主語と述語を倒置する
以上がフランス語の疑問文の作り方です。
正直、日常会話で使うだけならば1つ目と2つ目さえしっかり覚えておけば何も問題はありません!これは保証します。
ちなみに、2つ目は、Est-ce-queをつけている間に時間稼ぎができるので、会話にまだ自信がないときはオススメです!
最後まで見てくださってありがとうございました。