今回の記事では、フランス語文法の「現在分詞の作り方」について解説していきたいと思います。
- 現在分詞ってどんな風に作るの?
- あんまり勉強してないから難しいイメージがある
- やっぱり例外が多いの?
②:作り方の基本
③:覚えておくべき例外3つ
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、今まで馴染みがなかった方も理解できているはずですよ。
それでは、さっそく見ていきましょう!
現在分詞とジェロンディフ
それでは内容に入っていきます。
さきほど冒頭で、「現在分詞は、単独ではあまり会話で使わない」というようなことを書きました。
現在分詞の単独の使用は、基本的に書き言葉ですね。
なので、あまり使い方を学んでいないかもしれません。
これがジェロンディフです。
「ん?」となった方も、とりあえず先に進みましょう。
ここまでを簡単にまとめておきます。なんとなくでいいので頭に入れておきましょう。
- 現在分詞:〜ant(書き言葉)
- ジェロンディフ:en 〜ant(話し言葉)
話し言葉では「ジェロンディフ」として用いられるので、現在分詞の作り方はしっかりと理解しておく必要があります。
- 現在分詞の用法まとめ
- ジェロンディフとは?
これらについては、また別で記事にしようと思います。記事ができたら追記します。
とりあえずここでは、現在分詞の作り方をマスターすることが目的です!この段で言いたかったことは、「会話でも重要になるから勉強しておく必要があるよ!」という前置きでした。
長くなってスミマセン。
現在分詞の作り方
では、いよいよ作り方の解説です。現在分詞の作り方は、超カンタンです。
一応、ルールはこれだけです。実際に作ってみましょう。
1つ目は、「parler」を例に考えていきます。
主語が「nous」のとき、parler がどんな活用をするかはもう大丈夫ですよね。
parlons + ant → parlant
同じように、「er動詞」以外でもカンタンです。
remplir:nous remplissons + ant → remplissant
もう不安はなくなりましたよね。
もしこの段階で不安なところがあるとしたら、「主語がnousのときにどんな活用になるか」をちゃんと分かっていないかもという点ですよね。
その場合はこちらの記事を参考に、動詞の活用を学んでください!
例外は3つある
それでは、「語学学習を悩ませるあるある」の、例外の確認です。
でも今回は少なく、たった3つの動詞を覚えたらいいだけです。がんばりましょう!
- avoir (持つ)→ ayant
- être (である)→ étant
- savoir (知る)→ sachant
これで、すべての動詞の現在分詞を作ることができるようになりました!
まとめ
ここで、まとめをしておきます。
【現在分詞の作り方】
直接法現在の「nous」の活用形からonsをとる + ant
(例外)
- avoir (持つ)→ ayant
- être (である)→ étant
- savoir (知る)→ sachant
これでまた表現の幅が広がりますね!