今回の記事はフランス語の、「falloir」という動詞について書いていきたいと思います!
・devoirとの違いを知りたい!
・接続法と一緒に使うって聞いたけど詳しく知りたい
②:falloirの意味と使い方
③:否定形の言い方
この記事はこんな感じの内容になっています。これを読めば、もうfalloirについてのいろんな表現をマスターできますよ!
falloirとdevoirの違い
まず、falloirという動詞は「〜をしなければならない」という意味です。
これと似たような動詞に、devoirがあります。
これらの違いは、、、正直ほとんどないです!
- devoirは英語のmustに相当する
- falloirはmustだけでなくneedやhave toにも当たる。
こんな感じですね。
falloirの方が、一般的な規則などに使われるイメージで、devoirはより当事者意識が強くなるといってもいいかもしれません。
Il ne faut pas fumer ici. Alors, vous ne devez pas fumer.
(ここは禁煙です。なのであなたたちはここで喫煙してはいけません。)
でも、無理に細かいニュアンスを使い分けようとする必要はないと思います!
それぐらいの違いなので、使いやすい方を使っていきましょう。
falloirの基本
非人称動詞
まずは、このfalloirは非人称動詞であることを確認しましょう!
簡単にいうと、形式的に置く「il」という主語にのみ使われる動詞ですね。そのため、人称によってそれぞれの活用を覚える必要はありません。
ちなみに、この非人称について「何言ってんだ」って思われた方はこちらから確認していただけたらと思います。
とりあえずここでは、「falloirは非人称動詞なんだ!」ということが分かれば大丈夫です。
なので人称ごとの活用はありませんが、時制の変化はあるのでここで確認しておいてください。
【falloirの時制変化】
- 直説法現在:il faut
- 直説法単純未来:il faudra
- 直説法複合過去:il a fallu
- 直説法半過去:il fallait
どの時制の表現も使用頻度は高いです!
意味と使い方
それでは次に、falloirの意味と使い方を説明しましょう!
これは、文型によって3つの用法があります。
まずはそれを確認しておきましょう!
- il faut + 名詞:〜が必要である
(例)Il faut du courage pour partir.
出発するのに勇気が必要だ。- il faut + 不定詞::〜しなければならない
(例)Il faut partir tout de suite.
すぐに出発しなければならない。- il faut que + 節(接続法):〜しなければならない
(例)Il faut qu’on parte.
出発しなければならない。
こんな感じで理解しておけば大丈夫です!
動詞falloirのあとには、名詞も動詞も節もくることがあるということですね!
否定形の言い方
falloirの意味は、「〜〜しなければならない」でしたよね。
devoirとの違いを説明したあとなので、さきほどから、あえて「〜〜しなければならない」という言い方で説明しています。
でも、「〜〜する必要がある」という言い方もできるからややこしいんです。
先に結論からいきましょう。
【falloirの否定形】
il ne faut pas 〜:〜してはいけない(禁止)
もし、「〜する必要はない」と言いたいときは、
avoir besoin de の否定形を使いましょう!
以上が動詞falloirの説明でした!
引き続きフランス語の勉強がんばっていきましょう〜