今回の記事では、フランス語の超超超基本動詞avoirの熟語表現について書いていきたいと思います。この熟語はとても使用頻度が高いので、ぜひ使えるようにしておきましょう!
ちなみに今までの記事でも、動詞avoirの熟語表現について書いていますので、気になる方は合わせてチェックしてみてください!
【avoirの熟語表現】
それではさっそく見ていきましょう!
avoir+à の意味
この熟語の意味は、「〜しなければならない」です。なんで?て思うかもしれませんが、英語に置き換えてみると全く同じなので納得します。
これは英語の、have to と同じように使えばいいんですね。
【avoir + à + 動詞の不定形】
〜しなければならない
(例)J’ai à vous parler. あなたに話さなければならない。
こんな応用もできます
avoir 名詞 à 動詞の不定形
さきほどは、avoir à だけで「〜しなければならない」という表現でした。
実はさらに、ここに名詞を間に入れることで「〜〜すべき〜〜がある」というような使い方ができます。
【avoir + 名詞 + à + 動詞の不定形】
〜〜(動詞)すべき〜〜(名詞)がある
(例)J’ai deux lettres à lire. 読まなければならない手紙がある。
この表現は「なにかすべきことがある」という表現よりも、逆になんにもすることがない、という表現の方が使う機会は多いでしょう。
Je n’ai rien à faire. なにもすることがない。
これは定型表現として覚えておきましょう!!
否定形の表現
次に、否定形になったパターンの表現を紹介しておきます。
n’avoir pas à 動詞
これは否定形になるので「〜〜する必要はない」という言い方ができます。
(例)Tu n’as pas à travailler. あなたは働く必要はない。
n’avoir plus qu’à 動詞
これは、ne 〜 plus で「もう〜しない」、ne 〜 que で「〜しかない」という表現の両方を兼ね揃えたパターンです。
つまり、「もう〜〜するしかない」という意味です。
(例)On n’a plus qu’à partir. もう出発するしかない。
n’avoir qu’à
これはさきほどと似ていますが、ne 〜 que で「〜〜しかない」という表現を使ったものです。「〜〜しなければならない」という表現でなので、
「〜〜しか、しなければならない」→「〜〜さえすれば良い」という意味になります。
(例)Vous n’avez qu’à m’appeler. 私に電話してくれさえすれば良い。
以上がavoir+à+動詞の不定形の熟語表現の説明でした!
引き続きフランス語の勉強頑張っていきましょう〜!