【体験談】留学で感じたフランスの学校教育について!日本の大学との違い3つを挙げていく!

今回の記事は、フランスに留学経験を持つわたしが感じた、本とフランスの授業の違いついて書いていきたいと思います!

 

人間
・フランスに留学したいけど不安だな〜

・授業がどんな感じで進むのか知りたい

・留学先で困らないために対策できることは?

 
 
こんな疑問を解決する記事になっています。
なぜなら、わたしもフランスで学ぶことにすごく不安を感じていましたが、それは単にどんな感じか「知らなかった」からです。
事前に情報を知っておくことで、悩みを解決することができるでしょう。
  • 記事の前半:わたしの留学経験について
  • 記事の後半:実際に感じた日本とフランスの違い3つ

この記事はこんな感じの内容になっています。

この内容を理解すれば、日本とフランスの授業環境の違いを知って、今までよりも「フランスで勉強したい!」という意欲が高まることでしょう。それではさっそく見ていきます!

 

フランス語学習歴

まずは、わたし自身のフランス語学習歴を書かないと信憑性がないと思うので、そちらから書こうかなと思います。

フランス語の勉強を始めて最初の1年ほどは完全独学でしたが、その後の学習歴です。

ざっくり説明すると、以下のような感じです。

  1. 日本でのフランス語学校
  2. paris での1ヶ月語学留学
  3. lyon に1年間の留学(以下がその内訳)
  • lyonでの半年間の大学付属の語学学校
  • lyonの大学で文学系の授業
  • lyonの私立の語学学校

なんだか結構学校に行っていて、金持ちかと思われるかもしれません。しかし、そんなことはないのです。

日本の語学学校とparis の語学学校のお金はアルバイトです。あと、1年間の留学は奨学金を頂いて留学しました。

頂いた奨学金は、こちらからです。

この奨学金は、以下に必要なお金を返済なしでもらえます。

  • 渡航費(最大20万円)
  • 授業料などの学費(上限あり)
  • 生活費(リヨンは確か月に16万円)

これで頂いた奨学金を、わたしはとにかくフランス語を勉強することに費やしました

「そんなわたしが感じたこと」ということで、少しは信憑性を担保できるかなと思います。

フランスで授業を受けるには

ここからは、フランスで授業を受けようと思っている方に向けた内容です。

日本でずっと教育を受けた人が、知っておくべき授業スタイルの違いを3つ挙げます。

圧倒的に発言の場が多い

1つ目は、圧倒的に発言の場が多いということです。

根本的に違うのは、積極的な発言の場です。

「日本でどういう教育を受けたか」という違いもあるかもしれませんが、たしかに日本でも、授業中に発言する機会は多くあるでしょう。

でも、イメージとしてこんな感じの違いです。

【日本の場合】

  • ここの答えは何番ですか?−3番です。
  • この文を訳してください。−(訳を言う)

【フランスの場合】

  • スポーツは危険なものだと思いますか?−いいえ、思いません。
  • なぜそう考えるのですか?−なぜなら、〜〜〜。

ざっくりイメージできましたかね。

簡単にいうと、

  • 求められていないこと = 正しい答えをいうこと
  • 求められていること = 自分の主張が言えること

これをあえて極端な言い方をしてしまうと、問題の答えを間違ったところで、だーれもあなたが間違えたことなんて気にしていません

でも、議論の場で発言できないことは、ほぼ存在価値が無い状態になります。

議論しやすい話題が大好き

先ほど挙げた例のように、スポーツが危険なものかどうかは賛成意見と反対意見がありますよね。どちらも間違っているとはすぐに言いにくく、議論の余地があります

ちなみにこのような、議論の余地がある議題のことをフランス語でPolémiqueといいますので覚えておきましょう。

話を戻して、この手のテーマを使って授業をすることが多いです。

なので、意識しておくべきことをまとめました。

  • 自分の意見を述べる訓練をする
  • 反対意見を言われてもめげないメンタルを作る
  • 議論を楽しむ姿勢を持つ

変えるべきなのは、こんな感じですね。

他の人と異なる意見で、自分が反対意見を述べられたからといって、自分の価値が下がるわけでもありません。そのような意見もあるのか、という議論を楽しむ気持ちを持つことが重要だと思います。

よく時事問題に触れる

これは個人的な経験から言えるもので、すべての留学者にとって当てはまるかはわかりません。

でも少なくともわたしは、授業では当然生きた教材を使いますから、時事問題を取り扱うことが多かったように思います。

でも実際これも、いきなりついていくのは結構難しいです。

なぜなら、ヨーロッパ内のニュースだと、ヨーロッパ出身の留学生の方が圧倒的に背景知識を持っているからです。

そのときに自分が対策として利用していたのは、メトロの駅などで無料で配っている新聞です。それを持って帰り、精読などはしなくてもいいので、このようなニュースが最近あったんだ!と知るだけでも授業の理解は全然違いました。

どちらにせよ、日頃から時事問題に関心を向けることは重要ですね。

まとめ

以上がわたしが感じた、学校の違い3つです。

  1. 発言の場が多い
  2. 議論しやすい話題が大好き
  3. 時事問題によく触れる

これらに対応していくために、日頃から気をつけることは、以下のことでしょう。

  • 理由とともに自分の主張をいう訓練をする
  • 反対意見を言われてもめげないメンタルを作る
  • 議論を楽しむ姿勢を持つ
  • 時事問題に関心を向ける

これらのことを参考にして、フランスでの学習を楽しんでいただけたらと思います。

参考になれば幸いです。

 

ライオン
最後まで読んでくださりありがとうございました!
 
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