今回の記事はフランス語で、移動手段について話すときに使うべき前置詞に関する書いていきたいと思います!
・そもそも乗り物の単語を知らない
・前置詞 en と à の使い分けがあるの?
後半:前置詞使い分けの基準について
この記事はこんな感じの内容になっています。これを読めば、もう移動手段の表し方に関する表現はマスターできますよ!
使い方
基本の表現
それでは、まず最初に使い方を見ましょう。
使い方はズバリ、「前置詞+無冠詞名詞」で表現できます。
「無冠詞名詞」とややこしい言い方をしましたが、要は「冠詞をつけない」ということです。
冠詞というのは以下に挙げるようなものです。
【冠詞】
- 定冠詞:le, la, les
- 不定冠詞:un, une, des
- 部分冠詞:du, de la
よって、「電車で」というときは、
en le train というような言い方ではなく、en train と言いますね。
使用例一覧
先ほど一例として「電車で」という表現を見ました。まず最初に、ここで他にどんな表現があるのかを見ておきましょう!
使う前置詞は、en と à の2つです!
よく使う表現として、以下にまとめておきます。
【移動手段の前置詞と乗り物の表現】
- 電車で:en traion
- 地下鉄で:en métro
- トラムで:en tram(way)
- 飛行機で:en avion
- 船で:en bateau
- 自動車で:en voiture
- バスで:en bus
- タクシーで:en taxi
- バイクで:à moto
- 自転車で:à vélo / bicyclette
- 馬で:à cheval
- 徒歩で:à pied
ざっとこんな感じですね。
これだけ覚えておけば、日常生活でも困ることはないでしょう!
法則の話
さきほど上で、使い方を一覧にして示しました。でもこれ、使う乗り物によって en と à の前置詞を一つ一つ覚えていたらとても大変ですよね。
安心してください。実はちゃんと法則があるんです!
ズバリ、答えを先に言いましょう。
【en と à の使い分け】
- 中に入る乗り物 → en
- 上に乗る乗り物 → à
これを知っていたら簡単ですよね。
ただ、「徒歩で」というときは中に入っても、上に乗ってもいないので、これだけ別で覚えておくようにしましょう!
ちょっと気持ち悪いですけど、「足の上に乗って移動している」という感覚で覚えるのもアリかもしれないですね。
法則とは別で覚えておく表現:à pied「徒歩で」
まとめ
しっかり内容は理解できましたでしょうか。
フランス語の「移動手段」で使うべき単語と前置詞についての解説は以上です!
最後にまとめをしておきましょう。
・移動手段の言い方は、「前置詞+無冠詞名詞」
・中に乗る乗り物のとき、en を使う
・上に乗る乗り物のとき、à を使う
・「徒歩で」というときは、à pied