この記事では、フランス語の文法書『フラ語入門、わかりやすいにもホドがある！』のレビューをしていきたいと思います。
・この参考書はどういう人に向いてるか教えて！
・レイアウトや構成を知りたいな〜
②：使うと得られるメリットについて
③：こんな人は使うといいかも！
記事構成はこんな感じです。
この記事を読んだら、自分に合うかどうか分かるはずですよ！
こんな参考書です
紹介する本はこちら
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概要を説明しよう！
まずは、この参考書がどんなものかを簡潔に説明しよう。
レイアウトは見やすい
この参考書は比較的文字が多めです。
しかし、空白も適度にあってとっかかりにくい印象は全くありません。
２色使いで要点は目立つように赤で色わけされていたり、活用の仕方などの説明は表を用いられていたり、すっきりと重要なところが説明されているように思います！
ページの端っこにある簡単なイラストもかわいいです。
文法ごとに章立て
この参考書は、全部で３１章まであります。各章は、
１、名詞 ２、冠詞 ３、人称代名詞・主語
のように一つの章で一つの文法項目を制覇するという形式になっています。
だいたい一つの章で５ページぐらい使って十分に説明されています。
まず章のはじめに導入として、
- この項目でどんなことを説明するのかが書いてあり、
- 次にそれぞれの具体的な文法的解説があります。
そして、終わりにはきちんと理解できているのかを試す簡単な問題も用意されています。
しめくくりとして、その文法の疑問に思われる点をとりあげてQ＆A方式のコラムが載っています。
レベルは勉強したての人向け！
これはズバリ、フランス語を勉強したての人の一冊目の文法書にピッタリのレベル設定になっています。
文法の内容は冠詞や形容詞の使い方など簡単なものから、時制は直接法・条件法・接続法まで網羅されています。
逆に、会話ではほとんど使われない単純過去の説明などはありません。
難しい古典文学に取り組む人には足りないことも多いかもしれませんが、フランス語の全体像をつかむ一冊目にピッタリだと思います！
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メリット
超わかりやすい
この文法書の一番の特徴は、すーーーっごく分かりやすいことです！
英語のように学校教育でフランス語を学んでいない人にとっては、まずはどう始めたらいいか分からない人が多いかもしれません。
そんな人にとっての疑問点をくみとってくれて、簡単な話し口調で語りかけるような文章で書かれています。
またコラムも興味を持てるような内容のものばかりで、フランス語学習は難しいものに取り組むというよりもフランス語学習は楽しい！と思わせてくれるような参考書です。
これは学習の効率を上げますし、モチベーションを落とさず勉強できると思います！！
CDも付いている
これはタイトルにもある通り、フランス語の入門に使う参考書です。
ですのでこの中で使われている例文には、どれも発音がカタカナでついています。
しかしカタカナの読み仮名はあくまで参考程度にしかなりませんが、これはCDも付いているのでしっかりと確認しながら学習することができます！
このような方は使いましょう！
- フランス語文法の最初の一冊を求めている人
- フランス語の全体像を簡単に把握したい人
- とにかく分かりやすい参考書を求めている人
- 一冊でまず話すのに必要なところだけを効率的に勉強したい人
この上の条件に当てはまる人は、買って損はないと思います。
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オススメの使い方
この本のオススメの使い方は、文法書としてがっつり勉強に取り組むのではなく、単なる読み物として楽しみながら読んでいくというのがいいと思います。
コラムなども楽しみながら分からないところは何度も繰り返して読み、勉強に行き詰まった時などに立ち返って見てみましょう。
ここである程度の文法項目の全体像を把握して、もっと詳しく知りたい時は細かい文法書を参考にするのがいいと思います。
