今回の記事はフランス語の、「pouvoir」という動詞について書いていきたいと思います!
・いろんな活用を知りたい!
・実際の例文を見て勉強したいな〜
②:pouvoirの意味と用法
③:「可能」を意味するsavoirとの違い
この記事はこんな感じの内容になっています。これを読めば、もうpouvoirについてのいろんな表現をマスターできますよ!
pouvoirの活用
まずは、pouvoirの人称ごとの活用からみていきましょう!
注意点もあるので、しっかりと基本を覚えておいてくださいね。
人称ごとの活用
それでは、人称ごとにどんな形になるのかをみていきます!
【pouvoirの人称ごとの活用】
- je peux
- tu peux
- il peut
- nous pouvons
- vous pouvez
- ils peuvent
このように活用します!
ここで、注意点があるので気をつけましょう。
それは、Je puis という別の言い方も存在するということです。
でも、これはふつうはほどんど使いません。
- 疑問文になったとき
- 倒置するとき
この2つの条件が重なって、Puis-je 〜 ? と聞くときだけこの形です!
Peux-je 〜 ? とは言えません。
時制が違うとき
過去や未来の表現も言えるようになりましょう!
過去分詞は、pu です。
なので、複合過去はavoir + pu で言えますね。
ここでは半過去と単純未来の言い方だけ触れておきます。
【半過去】
je pouvais
tu pouvais
il pouvait
nous pouvions
vous pouviez
ils pouvaient
【単純未来】
je pourrai
tu pourras
il pourra
nous pourrons
vous pourrez
ils pourront
pouvoirの用法
では、動詞pouvoirの用法をみていきましょう。
意味は英語のcanに相当し、以下の4つがあります。
- 可能「〜することができる」
- 許可「〜してもよい」
- 依頼「〜してくれますか」
- 推測「〜かもしれない」
それでは順番に説明していきます。
可能
これは、「〜することができる」という可能の意味ですね。
一番よく使われる意味だと思います。
(例)
- Je peux y aller. わたしはそこに行けます。
- Tu as pu dormir un peu ? 少し眠れた?
許可
次に、「〜してもよい」という許可の意味です。
(例)
- Puis-je partir ? 出発してもいいですか?
- Vous pouvez utiliser mon bereau. 私の部屋を使っていいですよ。
依頼
次は、「〜してくれませんか?」という依頼の表現です。
(例)
- Vous pouvez fermer la porte ? ドアを閉めてもらえますか?
- Tu peux attendre un peu ? ちょっと待ってくれる?
推測
最後は、「〜かもしれない」という推測の表現です。
(例)
Ça peut être dificile. それは難しいかもしれない。
Elle peut avoir plus de 30 ans. 彼女は30歳すぎているかもしれない。
「〜できる」という表現
ちなみに、この「〜できる」という表現はほかにもsavoirという動詞があります。
どちらも、pouvoir / savoir + 動詞の不定形を使って、「〜できる」という意味です。
なので、この2つの違いを最後に見ておきましょう!
- savoir → 生まれつき、または訓練でできるようになった能力があること
(例)わたしは泳げない。(おぼれちゃうから)- pouvoir → 能力というよりも外的な条件で可能ということ
(例)わたしは泳げない。(今日風邪ひいてるから)
こんな感じの違いです。
以上で、pouvoirという動詞の説明は終わりです!
引き続きフランス語の勉強がんばっていきましょう〜!