今回の記事はフランス語の、効率的な勉強法について書いていきたいと思います!
・話せるようになることを目指しているけどまだ初心者
・今後の勉強法について悩みがある
②:両方を組み合わせることが重要な話
③:実践が必要な理由
この記事はこんな感じの内容になっています。これを読めば、今より効率的な勉強ができるようになると思いますよ!
理論と実践が必要
まずは、結論から言うとフランス語学習ではやく成果を出したいのなら、
ということです。
でもこれ、意外と取り入れている人が少ないのかなと思ったので、深掘りして記事にまとめたいと思います。
理論重視になりがち
私が思うに、特に戦略なしでフランス語を勉強していると以下のような学習スタイルになると思っています。
- 「理論」の学習 → 気がついたらこれだけ
- 「実践」の学習 → 忘れられがち
このような感じですね。
つまり、理論重視になりがちだということです。
でも、早い段階から「実践」も入れたほうがいい、というのがわたしの主張です。
では、結論を頭に入れたところで具体的に
「理論」と「実践」
がどのような学習なのかを説明していきたいと思います。
理論の学習とは
理論の学習とは、要はフランス語の「知識」に関する情報をインプットすることです。
具体的に言うと、
- 文法を習得する
- 単語を新しく覚える
- よく使うフレーズを暗記する
などが当てはまります。
≠受身の学習
ここで勘違いするべきではない点があります。
それは、必ずしも「受身的な」学習だけを指すわけではないという点です。
日本人の英語学習の問題点の一つに、
- 「読む」「聞く」→ 比較的、学校で訓練している
- 「書く」「話す」→ なかなか学ぶ機会がない
ということが挙げられます。
つまり、「受身的な」学習はまだできるけど、「能動的な」発信ができないという点ですね。
ここでいいたいことは、これとは話が違うので混同させないようにしましょう。
なので「書く」や「話す」といった内容だから、それは理論ではなく実践の学習ということにはならないのです。
日常生活との結びつき
結論、フランス語の「理論を学ぶ学習」を簡潔に言うと、
自分の日常生活との具体的な関わりがほぼないフランス語
このような学習をしているということです。
つまり、あくまで理論上は正しいフランス語というものを学んでいるだけに過ぎないのです。
例えば、
- 文法の問題に出てくるフランス語
→ 実際に自分がそのまま使うものは少ない- リスニング教材のフランス語
→ 実際の友達の話し方ではない
こういうことですね。
もちろんこのような学習スタイルは絶対に必要なのだけれど、「自分の日常生活との結びつき」がある学習も、はやくから取り入れた方が確実に効率がいいということです。
実践の学習とは
では、実践の学習について見ていきましょう。
これはもうだいたい想像できると思いますが、
自分の日常生活に関わるフランス語の学習
ということですね。
具体的に上げてみましょう。
- 好きなフランス映画の名ゼリフを暗記してみる
- Youtubeでフランス語を勉強する
- 日記を書いてネイティヴに添削してもらう
- フランス料理のレシピを読んでみる
ざっとこんな感じです。
このように、単に本に書いてあることを勉強するというのではなく、実際に日常で使うようなフランス語の勉強が、効率を上げるためには重要なのです。
でも、このような学習はいきなり始めるのには、抵抗がありますよね。
なぜなら、実践だからです。
実践の学習が話す力をつける
実践の学習だと、挑戦するのに勇気がいりますよね。
- 日記を書く
→理解してもらえなかったらどうしよう- 趣味の雑誌を読む
→初心者にはハードに思える
このような思考になって当然です。
なので、覚えておいてほしいことをまとめます。以下の3点です。
- 理解度30パーセントで進んでいい
- だんだん使わない表現が分かってくる
- よく使う表現は知らない間に身についている
このようなことを頭に置いて軽い気持ちで、まずは取り組んでみるといいと思います。
理解度30パーセントでOK
初心者の場合なら時に、いきなり動画を見たり、好きなジャンルにフランス語で挑戦したりするのはハードルが高いかもしれません。
なので、
最初は30パーセントぐらいの理解
でいいと思います。
これぐらいの軽い気持ちで始めてみると、だんだんとその理解できる割合が増えてくると思います。
逆に、理解度10パーセント程度の内容ぐらいまで難しすぎると、ただ思考停止で聞き流し作業になってしまっている可能性があります。
その場合は、別のもので取り組んだ方がいいかもしれません。
使わない表現が分かってくる
そうすると、だんだん実際のフランス語では使わないような表現が分かってくるようになります。
代表例は、時制の単純過去などですね。
文法書に載っているものでも、
- こんな表現は見たこともない
- あ、これそういや見たことあるかも
という意識があるかで、理論の勉強の吸収力が変わってきます。
とにかく、初期段階でも実践を取り入れることが重要です。
よく使う表現は身につく
逆に、フランス語で日常でもよく使う表現は、繰り返し登場してくるので知らない間に覚えていると思います。
これは、本当に身につく勉強になっていると思います。
たぶん何回も書いて覚えたりするよりも、日常生活で使える表現になっているでしょう。
まとめ
では、まとめです。
フランス語学習には、「理論」と「実践」の勉強があって、両方大事。
- 理論 → 理論上正しい情報のインプット
- 実践 → 自分の日常と結びつきがある勉強
でもハードルが高いのでなかなか実践の勉強は始めづらい。
なのでまずは、理解度30パーセントでもいいので始めてみると少しずつ、
- そこまで必要ない文法や単語
- 何回も登場してくる必要な文法や単語
が分かってくる。
これは本当に使えるフランス語になる。
まとめると、「理論」に偏りがちだけど、「実践」も早い段階で取り入れておくといいよっていう話。
以上がフランス語の効率的な勉強法についての話でした!
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