今回の記事では、フランスの国歌「La Marseillaise」の歌詩と和訳について見ていきたいと思います。
- La Marseillaiseの歌詞を教えて〜
- 和訳を見てどんな意味か知りたい!
- 音源を聞けるページもついでに気になる
②:1番の和訳と単語
③:音源が聴けるページ
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、フランス国歌がどんな歌なのか分かるはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
1番の歌詩
それではまず、フランス語の歌詞を見てみましょう!
”La Marseillaise”
Allons enfants de la Patrie,
Le jour de gloire est arrivé !
Contre nous de la tyrannie,
L’étendard sanglant est levé,
L’étendard sanglant est levé,
Entendez-vous dans les campagnes
Mugir ces féroces soldats ?
Ils viennent jusque dans nos bras
Égorger nos fils, nos compagnes !
Aux armes, citoyens,
Formez vos bataillons,
Marchons, marchons !
Qu’un sang impur
Abreuve nos sillons !
こんな感じです。最後の5行の部分は、リフレインで繰り返し出てきます。
1番の和訳
続いて、気になる日本語での内容です。
「ラ・マルセイエーズ」
行こう 祖国の子供らよ
栄光の日が来た!
私たちに対して 暴君の
血まみれの旗が掲げられた
血まみれの旗が掲げられた
聞こえるか 戦場の
残酷な敵兵の唸りを
彼らは私たちの元まで来て
私たちの息子や妻の 喉を掻き切る!
武器をもて 市民よ
軍隊を組め
向かおう 向かおう!
けがれた血が
私たちの田畑をうるおすまで!
見て分かる通り、結構過激な歌詞ですね。
この歌は、7番まであります。
賛否両論あり?
私たちから見ても、この曲は少し歌詞が過激に見えるところがありますが、フランス国内でも賛否両論があったりします。
フランス革命の時期に作られた曲なので、これは「自由」を勝ち取るという点で激しめな表現をしているわけですよね。決して、武力で攻撃しろ!というだけの歌ではないので安心してください。
なので、2015年に起こったパリ同時多発テロの犠牲者の追悼で歌われたりする曲でもあります。
時々忘れがちになりますが、フランスにおいて自由は、こうした血を流した過去があって手に入れたものですね。
国歌
フランスの国歌のことを、良いとか悪いとか言うつもりはないので、ここでイチイチどう思うかを書くつもりはないのですが、
サッカーワールドカップとかで、試合前にこれ歌ったら絶対盛り上がるだろうな
と思いますね。これはさすがに間違いないですよね。
もちろん「君が代」も良い曲なのですが、スポーツの試合前に聞いてテンションが上がるような曲ではないですからね。
どちらにせよ、フランスの国歌を知ることで、フランス人が持つ愛国心や自国への誇りみたいなものに理解が持てるかもしれません!
全部聞きたい方は
先ほどは1番だけ紹介しましたが、1〜7番までの音源に日本語訳がついた動画を載せておきます。
こちらも是非聴いてみてください!