今回の記事はフランス語の、「être」という動詞の使い方について書いていきたいと思います!
・意味を具体的に知りたい!
・実際の例文を見て勉強したいな〜
後半:意味を例文とともに!
この記事はこんな感じの内容になっています。
これを読めば、もうêtreの使い方をマスターできますよ!
「存在」と「様態」の2つ
さっそく2つの様態をいうと、
この用語だけでは少し分かりにくいと思うので、以下で解説していきたいと思います!
先に簡単にまとめて言っておきましょう。
- 存在…「〜がある、いる」(例)わたしは日本にいます。Je suis au Japon.
- 様態…「〜である」(例)わたしは日本人である。Je suis japonais.
êtreの用法1「存在」
これは「〜がある」「〜がいる」という存在を言うための用法です。
上の例文で示した通り、「わたしは日本にいる」という状況を説明できます。
使い方
使い方は簡単で、
主語(S)+ 動詞(V)+場所の状況補語(CC)
Je suis au Japon
わたしは います 日本に
という使い方をします。ちなみにCCはComplément Circonstancielの略です。
êtreの用法2「様態」
次に2つ目の使い方は「様態」を説明できます。
様態とは、
- 「疲れている」という様子
- 「結婚している」という状態
などのことです。
使い方も簡単で、以下のように使います。
主語(S)+ 動詞(V)+ 属詞(A)
Je suis japonais
わたしは です 日本人
(A)とはattributで属詞のことを指します。
属詞は名詞か形容詞です!
このように使い方は簡単ですが、注意点が2つありますのでそこだけ確認しておきましょう。
注意点1.性数一致する
これは、主語が男性系ならば動詞のあとの属詞も男性系、主語が複数型なら属詞も複数形になるということです!
先ほど挙げた例で、男性系と女性系の単数・複数の両パターンを見ていきましょう!
- 【男性単数】Je suis japonais.
- 【女性単数】Je suis japonaise. ←属詞の最後にeがつく!
- 【男性複数】Ils sont japonais. ←複数形だが元がsで終わるので変化なし!
- 【女性複数】Elles sont japonaises. ←女性系のe、複数形のsがつく!
注意点2.冠詞が省略される
次に注意点の2つ目です。基本的にフランス語では、名詞に冠詞はほぼ必ずつきます!
しかし、この場合においては冠詞が省略されるのです。
- 英語では、I am a student. と言いますが、
- フランス語では、Je suis étudiant. というように冠詞がつかないのです!
まとめ
êtreの用法は2つ
- 存在… S+V+A 「〜がある、いる」
- 様態… S+V+C 「〜である」※ただし、性数一致と冠詞の省略に注意!
以上が、êtreの用法のまとめでした!
フランス語学習の参考にしていただけたら幸いです。
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