今回の記事は、フランス語で一番最初に聞く単語かもしれない「Bonjour」について書いていきたいと思います!
・朝も昼も同じように使っていいの?
・合わせて覚えておくべき熟語を知りたい
後半:bonjour を使った頻出の熟語表現
この記事はこんな感じの内容になっています。
Bonjour !
まずは、今みなさんが知っている意味の「こんにちは」じゃないものを紹介したいと思います。
あ、ちなみにこのBonjour という挨拶は、朝と昼は区別せずに、夕方以降になってBonsoir になる前は基本的にずっとBonjour を使います。
こんにちは以外の挨拶表現
まずはこの意味をざっくり挙げていくとするならば、以下のような日本語が当てはまりますね。
- おはよう
- こんにちは
- いらっしゃいませ
- もしもし
- ただいま
- おかえりなさい
これを見ただけでも、明らかに日本語の「こんにちは」という言葉よりも、日常で使用する頻度が高いだろうなということが分かりますね。
使う場面の違い
さきほど上で見たように、フランス語の「bonjour」は日本語の「こんにちは」よりも日常でよく使われていることを確認しましたね。
でも、具体的にどういうときに使うの?って思われるかもしれません。
ですのでここからは、日本ではそんな場面で「こんにちは」って言わないでしょ!って思うかもしれませんが、意外とフランスではbonjour という場面を見ていきましょう。
だいたい以下のような場面ですね。
- スーパーでレジを打ってもらうときに店員さんに。
- 買う買わないに関わらず店に入るときに。
- 駅で電車を尋ねるときに駅員さんに。
- チケットなどを買うときに。
まぁ、よく考えたら人とコミニュケーションをとっているわけですから、「そりゃ挨拶ぐらいするでしょ」と思われるかもしれません。
でも日本では、スーパーでレジを打ってくれている知らない店員さんや、質問しようとしているとはいえ駅員さんに、一発目で「こんにちは」ってなかなか言わないですよね。
でもフランスだと、絶対にBonjour ! で始まらないと失礼に当たります。
このように、コミニュケーションの始まりは Bonjour ! だと覚えておくといいでしょう。
覚えておくべき熟語
ここまでは、挨拶として使うBonjour の使い方を見てきました。
次は、日常生活でよく使うフレーズに用いられる場合を見ていきましょう。
dire bonjour à
1つ目は、dire bonjour à 〜 という表現です。
これで、こんにちはと言う=「〜に挨拶をする」という意味です。
以下が例文です。
- J’ai dit bonjour à mon professeur. わたしは先生に挨拶した。
- Dis bonjour à ton oncle. おじさんに挨拶しなさい。
こんな感じで使いますね。これはまぁ、意味を知らなくてもだいたい予想できる範囲内の表現ですかね。
comme bonjour
次に2つ目は、comme bonjour という表現です。
この表現は、以下のような文で使われます。
- C’est simple comme bonjour.
- C’est très facile comme bonjour.
これは、「こんにちは」というようなものだ!と言いたいわけですから、それぐらい日常でしていること=「簡単なこと」ということですね。
ちょっとcomme bonjour を付け足すだけで、ネイティヴっぽくなるかもしれません。
passer le bonjour
最後に3つ目が、passer le bonjour という表現です。
ニュアンスとしては、「こんにちは」を渡すということですから、日本語でいうと「よろしく伝えておく」という感じです。
(例)Ils vont bien, ils te passent le bonjour.彼らは元気にしてるよ!君によろしくって言ってたよ。
まとめ
以上が、bonjour についての解説でした!
最後にまとめをしておきます。
【まとめ】
- Bonjourは「こんにちは」以外のいろんな意味がある。
- 朝と昼で区別しない。
- コミニュケーションの始まりで必ず使う。
- 頻出の熟語表現がある
- dire bonjour à:挨拶する
- comme bonjour:すごく簡単
- passer le bonjour:よろしく伝える
これでこの単語の理解は完璧です!
引き続きフランス語の勉強を頑張っていきましょう〜^^
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