「サボる」という言葉の語源は日本語?実はフランス語のsabotageからきている!

今回の記事では、わたしたちが使っている日本語で、意外と語源が「フランス語のもの」というテーマで書いていきたいと思います!

今回とりあげる日本語の単語は「サボる」です。

これは意外とフランス語からきているんですね。

もっと細かい内容については、これから詳しく見ていきましょう!

 

サボる

日本語のサボるといえば、どんな意味でしょうか。

学校や仕事場で怠けることを指して使いますよね。もしくは、そもそも他のことを優先して、や仕事に行かないことを意味していることもあります。

この語源となった単語が、フランス語の「sabotage」なんです。

sabotageの意味は?

この sabotage というフランス語の単語は、日本語の「サボる」と同じような意味なのでしょうか。

その点を見ていきます!

破壊のこと

この単語は、フランス語で「労働」に関する単語です。

もちろん日本語でも使われているような、「(仕事などを)ぞんざいにすること、手抜きすること」という意味もあります。

しかし、それとは違って

  • 労働者が機械や設備を破壊すること
  • 仕事の計画などを妨害すること

このような意味が主な意味です。

フランス語単語

ここでついでにフランス語の単語も確認しておきましょう。

【名詞】sabotage(男性名詞):
①(機械・設備の)破壊 ②手抜き

【動詞】saboter
①機械を破壊する、計画を妨害する ②手抜きする

【名詞】saboteur, saboteuse
①破壊責任者 ②いい加減な仕事をする人

合わせてこれらの単語も覚えておくといいかもしれません。

sabot

さらに、sabotage の語源になった言葉が、この sabot という「木靴」という単語らしいです。

なぜこの単語に由来するのかという点は、

諸説あって「これ」というものを言うのは難しいみたいです。

でも、労働者が履いていたということに由来している可能性が高いですよね。

フランスは最近でも、労働に関してさまざまな運動を起こしている国でもありますよ。それだけ労働者と使用者の関係はシビアと言えるかもしれません。

ぜひ参考にしてみてください。

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