今回の記事では、「フランス語で月に関する単語をマスターする」というテーマで記事を書いていきたいと思います。
- 1月〜12月までフランス語でどう言うの?
- 効率の良い覚え方はある?
- 何回見てもすぐに忘れちゃう!
②:絶対に忘れない覚え方を紹介
③:歴史を辿ってしっかりと理解
この記事の構成はこんな感じです。
月の表現は頻度は高いものの、意外と綴りを英語と混同してしまったり、または10月と11月の単語を間違えて覚えてしまったり、何かと面倒なことも多いかもしれません。ここで一度しっかりと頭に入れておきましょう。
それでは、さっそく見ていきましょう!
1月〜12月までの単語
絶対に覚えること
では、さっそく基本の確認からスタートです!
まずは、一年の月に関する単語を覚えましょう。
【月に関する単語】
- 1月 janvier [ジャンヴィエ]
- 2月 février [フェヴリエ]
- 3月 mars [マるス]
- 4月 avril [アヴりル]
- 5月 mai [メ]
- 6月 juin [ジュワン]
- 7月 juillet [ジュイエ]
- 8月 août [ウ(トゥ)]
- 9月 septembre [セプタンブる]
- 10月 octobre [オクトーブる]
- 11月 novembre [ノヴァンブる]
- 12月 décembre [デサンブる]
いかがでしょうか。
発音は比較的カンタンかもしれませんが、思わぬミスにつながるので、改めてアクサン(é,û)の確認はしておきましょう!
まとめて覚えよう
少し脱線することになりますが、日付を答える表現は以下のようになります。
今日は2019年8月4日土曜日です。
→ On est le samedi 4(quatre)août 2019.
定冠詞+曜日、日、月、年 の順番です。日本語とは語順がそっくり前後しますので、この点に注意してください。
もし「日付に関する表現」に不安な点がある方は、以下でチェックしてみてください!
どうも混乱してしまう方へ
ここまで読まれた方で、「もう十分に理解できた」、「何も問題がない」という方は、もしかするとここまでの情報で十分なのかもしれません。
ここからは
- 何度勉強しても頭に入らない
- 明日試験だからとにかく頭に叩き込みたい
- 一度覚えたら忘れない方法ないかな…
こんな悩みを抱えた方に、一生懸命考えた「忘れない覚え方」を伝授します!
ここはどうにか力技で
おそらく、ややこしいのは9月、10月、11月、12月だと思います。
ですが、申し訳ございませんが、9月だけは何回も書いてムリヤリ覚えちゃってください。
9月 septembre、9月 septembre、9月 septembre、9月 septembre、
9月 septembre、9月 septembre、9月 septembre、…
そしてここからが本番。
10月、11月、12月については、実は「数字」と「頭文字」をよーく見ていると、自然と浮かび上がってきます。
…ん?浮かび上がってこない?
もう一度じっくり見てみてください。
そうです。もう見えましたね。
根本的な解決にはなっていないかもしれませんが、もし「どうしても覚えられない」という方は参考にしてみてください!
由来を知ってより理解を深めよう
最後にして、根本的な話をします!(根本的なことは重要なので、ふつう最初に言うべきなのはワカッテマス。)
それは、
ということです。
ここでいう「歴史をたどる」とは、実はローマ暦までさかのぼります。なんと、最初期のローマ暦は、紀元前753年(紀元前745年説あり)にできたものです。あまりにも古い話になります。
以下が、最初期のローマ暦を簡単に示したものです。
はい、ここで多くの人は違和感を抱くはずです。
というのもここでは、Sep、Oct、Nov、Decが、それぞれ7月、8月、9月、10月になっているからです。
そして、一番右の「現在該当する月】を見てみてください。これは3月から始まっています。
重要なことをまとめると、
- 旧暦は現在の3月からスタートしており
- 2ヶ月の差が生じている
ということです。
つまり、現在の月は、旧暦の月に2を足す必要があります。
ここで、旧暦の数字に関しては、フランス語を学習している人ならば理解が早いと思います。
- Sep:7月。フランス語で7はsept
- Oct:8月。ここはフランス語とは少し違うかもしませんが、8はラテン語でocto(8本足のタコはオクトパス!)
- Nov:9月。フランス語で9はneuf【v】
- Dec:10月。フランス語で10はdix
そして、約束通りこれに2を足します。
- sep(=7)→7+2で今の9月
- oct(=8)→8+2で今の10月
- nov(=9)→9+2で今の11月
- dec(=10)→10+2で今の12月
以上が、フランス語で月の表現を覚える方法になります!
最後に
いかがですか?
一見かな〜〜り遠回りな覚え方かもしれません。
しかし、もしかしたらどこかで役に立つかもしれませんし、英語でも似たような表現ですから、友達にちょっと雑学として自慢できるかもしれません。その際はホドホドにお願いします!
最後まで読んでいただきありがとうございました!
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