今回の記事では、フランス語の形容詞「chaqueの意味と使い方」について解説していきたいと思います。
- chaqueの用法ってどんなものがあるの?
- いろんな使い方があってややこしそう
- 例文と一緒にわかりやすく教えてほしい!
②:単数名詞との使い方
③:複数名詞との使い方
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、もうchaqueの使い方は理解できているはずです。
それでは、さっそく見ていきましょう!
chaqueの概要
それではまずはじめに、chaqueという単語の全体像から把握していきましょう!
サクッとこの単語のイメージを持てたところで、個別のパートごとに(pour chaque partie)詳しくみていきます。
品詞
まずは品詞の確認です。
先ほどから何度かすでに説明しちゃっていますが、この単語の品詞は「形容詞」です。
用法
続いて、用法の確認です。
この単語は「形容詞」であると先ほど言いました。
しかし、これはその中でも少し特殊な不定形容詞と呼ばれるもので、他のフランス語の形容詞とは少し違った使い方をします。
- 【単数名詞とともに】 chaque + 名詞の単数形:(意味)それぞれの
- 【複数名詞とともに】 chaque + 数詞 + 名詞の複数形:(意味)〜ごとに
とにもかくにも、他の形容詞と違って「名詞の前に置く」という点を頭に入れておきましょう^^
具体的な用法
さて、ここまでで形容詞 chaque のおおまかなイメージは持てたでしょうか。
これからは具体的に意味と用法の確認に入ります!
正直な話、この単語の日本語訳は状況に応じてさまざまな単語を当てることができます。
- それぞれの
- ずつ
- どの〜も
- ごとに
- 各々
具体例として上記のものを挙げましたが、つまりこういう場合に使うんです!という意味を下にまとめました。
- 各々の対象に同じ扱いや要求があることを強調する
- 定期的なアクションや習慣を示すために使われる
このイメージを掴んでおけば、場面に応じて適切な訳ができそうです!
単数名詞と一緒に使う場合
先ほどの概要で、この単語は「単数名詞とともに使う」場合と、「複数名詞とともに使う」場合の2つに大きく分けることができる、と言いました。
まずは前者から見ていきましょう!
形は chaque + 名詞の単数形 です。
以下の文を見てください。
Chaque étudiant doit apporter son propre crayon.
各学生は自分の鉛筆を持って来る必要があります。
ここで「chaque」は「étudiant」にかかっています。そのため、訳は”各学生”となります。
そして用法は、先ほどの
- 各々の対象に同じ扱いや要求があることを強調する
に当てはまりますね。
では、次です。
Chaque jour, je vais au travail.
毎日、私は仕事に行く。
ここで「chaque」は「jour」にかかっています。そのため、訳は”毎日”となります。
こちらも用法を確認すると、
- 定期的なアクションや習慣を示すために使われる
に当てはまります。
要点としては、
chaque が修飾する単語が「モノや人」なのか、「時間」なのかで大きく意味が変わってきます。
ここを意識しながらいろんな文章を読むことが大切ですね!
複数名詞と一緒に使う場合
では、次に「複数名詞とともに使う」場合の説明です。
chaque + 数詞 + 名詞の複数形 で用いられ、「〜〜のまとまりおきに」というニュアンスで使われます。
Je vais au travail chaque trois jours.
わたしは3日おきに仕事に行きます。
これと似た表現で、Je vais au travail tous les trois jours.
という言い方があって、こちらの方が一般的に使われていますが、一応用法は同じです。
他にも、
Chaque 10 minutes:10分ごとに
Chaque cinq ans:5年ごとに
と表現することができます。
まとめ
いかがだったでしょうか。以上が、chaqueという単語の解説になります!
ポイントは、以下の通りです。
- 活用は、【単数形】chaque だけ
【chaqueの用法】
- 【単数名詞とともに】 chaque + 名詞の単数形:(意味)それぞれの
- 【複数名詞とともに】 chaque + 数詞 + 名詞の複数形:(意味)〜ごとに
【chaqueの意味】
- 各々の対象に同じ扱いや要求があることを強調する
- 定期的なアクションや習慣を示すために使われる
最後まで読んでいただきありがとうございました!