今回の記事ではフランス語の時間に関する発音、2時と12時の違いについて説明したいと思います。
これは、実際に発音しながらそれをフランス人に確認してもらって身につけていく、という方法が一番だとは思いますが、まずはどういう違いがあるのかということの論理を分かっておきましょう!
2と12
まず最初に確認ですが、
- 2はフランス語で deux
- 12はフランス語で douze
ですよね。
これはドゥという発音とドゥーズという発音なので、比較的間違えるようなことはないかと思います。
しかし、そのあとに heures などの単語がきてリエゾンが発生する場合は、deuxの x が z の音になることによって douze との区別が難しくなります。
以下のようなリエゾンが発生する場合は注意です。
- deux heures と douze heures
- deux euros と douze euros
- deux ans と douze ans
これらの単語は区別するのが難しいので気をつけましょう!
ポイントは eu と ou
ここでのポイントは、eu と ou の発音の違いです。
日本語だとどっちも「ウ」と言いますよね。
- 2 heures のときが eu という発音
- 12 heures のときが ou という発音
eu という音の方が日本語の発音からはかけ離れており、少し難しく感じる方も多いのではないでしょうか。少し中途半端な声の出し方とでもいいましょうか、、
一方、ou の方は日本語のウの発音に似ています。より口の先を尖らせて、日本語のウの音に近づけるような感じになります。
【ポイント】
日本語の発音「ウ」に近い方が、ou → 12時
時間の言い方の逃げ道
時間の言い方で2時と12時を間違えたら、約束に早く行きすぎてしまったり、遅れてしまったりするかもしれません。
そのためこの時は、midi という単語を使いましょう!
これなら正午を表す単語ですから、12時と2時を間違えることはありません。
「midi に集合」といえば、確実に12時になりますし、「2時に集合ね!midi じゃないよ!」といえば誤解が生じていたとしてもなんとかなります。
ぜひこれで乗り切ってみてください!
参考になれば幸いです。