今回の記事は、トップレベルの観光都市であるフランス・パリの治安 について書いていきたいと思います!
・危険にあった体験談を知りたい
・どういう場所がスリに狙われるの?
②:スリの狙われ方について
③:安全な旅にする対策
この記事は、こんな感じの内容になっています。
この記事を読んで、事前にしっかりと対策をとってもらいたいと思います!
パリの観光客の多さ
フランスは日本からの観光客も多く、またヨーロッパ圏内はアクセスのしやすさからも多くの人が集まります。
観光をするということは、それなりにお金を貯めて使いに来ているということですので、それを狙った犯罪も比例して多くなる可能性は考えられます。
人が多く集まる有名どころは危険
パリの中でも有名なところといえば、以下のようなところでしょう。
- エッフェル塔
- 凱旋門
- ルーブルをはじめとする美術館
こういった場所で話しかけてくる人は、一番気をつけるべきです。
本当に道に迷っていて聞いてくる人も中にはいますが、そのような人はわからないのですみませんというとすぐに退いてくれます。
でも、なかなかにしつこい人は怪しいと思います。
特にセーヌ川沿いでは、謎に署名を求めて話しかけてくる人たちが多くいます。
パリに住んでいる友人によると、そのような人たちは書類を書かせている間になにか盗もうと考えているらしいです。
わたしも何度も話しかけられましたが、聞いてもなんの署名かはっきりとは説明されず、挙句にはなんで署名しないんだとキレられたこともあります。
またエッフェル塔付近でもたくさんの人たちが話しかけてきます。日本で話しかけてくる人がいたら丁寧に答えたくなるとは思いますが、断る勇気も必要です。
凱旋門でミサンガ
わたしは基本的にパリにいるときは厳戒の注意を払って過ごしているのですが、一度だけ断るスキすら与えられなかったことがありました。
シャンゼリゼ通りを歩いていて凱旋門に向かうときのことです。
凱旋門の上に登るためには一旦地下に降りてチケットを購入する必要があります。その一番人が集まるところで狙われてしまいました。
話しかけてきたのは感じのいい男性で、とりあえず挨拶をしてきましたが、こちらが返事をするまでもなくミサンガをつけてきました。
そしてそのまま50か60ユーロぐらいを要求してきました。
わたしはそのまますぐに払わず逃げましたが、これが正解だったのかはわかりません。
まずはしっかりと注意をし、すぐに断れる態勢を持っておくことが大事だったと思います。
圧倒的に多いのはスリ
フランスで日常生活において圧倒的に多いのはスリです。
しかもスリがうますぎて、盗られたことにすぐ気づかないことがほとんどです。
こちらも多く人が集まるところや、電車やバスなどの人との距離が近くなるところは特に注意が必要です。
留学中に出会ったわたしの知り合いの留学生たちも、アジア人は結構な確率でスリ被害者です。
ポケットからなくなっている
一番多いのがこれです。
メトロでスマホを盗られるパターンです。
わたしの友人の一人で、スマホで音楽を聴いていながら盗られた人もいました。電車やメトロの中では、特に注意している必要があります。
カバンからなくなっている
ポケットの中に入れていたものでも、盗られても気づかないことが多いので、カバンの場合はさらに気づきにくいです。
絶対に、ファスナーなどがついているカバンを持って歩くことをオススメします。そのまま中身が見えるカバンは、盗ってくださいと言っているようなものです。
机の上に置いていたものがなくなっている
カフェなどでよくあるパターンです。
机の上にスマホなどを置いて話をしていると、その上にチラシのようなものを置かれて、それを回収するときにそのままスマホまで無くなっているという手口です。
またカバンも椅子にかけたりせずに、できれば膝の上かすぐに手の届くところに置いておきましょう。
傾向と対策
観光客オーラを出さない
まずできることは、狙われやすい観光客に見られないことです。
旅行中なのでおしゃれをしたい気持ちも理解できますが少し控えめにして、アクセサリーも高価なものはつけないようにしましょう。
また、メトロの中で大きな地図を広げていたり、スマホの画面を見ながら道を探していたりしたら明らかに観光客であることがわかります。
できるだけ狙われないようにするには、現地の生活に溶け込んだフリをしてみましょう。
貴重品は首から下げて服の中に
あとは、盗られるものを持ち歩かないということです。
手持ちの荷物は最小限にして、本当に盗られたら困るものは首から下げて、服の下にかくしておきましょう。
フランスは日本以上にクレジットカードの普及率が高いので、だいたいのところではカード決済ができます。現金は最小限でいいと思います。
以上がフランス観光地を旅行するときの注意するポイントです。
少しでも参考にしていただいて、ぜひパリに行くときはいい思い出だけで過ごせるように祈っています。