今回の記事は、「おとなの恋の測り方」というフランス映画のレビュー記事です!
- この映画の見どころはどんなところ?
- これ見ようかどうか迷っている、、、
- 見た人の感想が知りたい!
②:見どころのまとめ
③:見た感想と筆者の雑談
この記事の構成はこんな感じです。これを読めば、見ようか迷っている人も参考になるかもしれません。
映画のあらすじ
登場人物
まずは、登場人物の解説です。
【主要登場人物】
- 敏腕弁護士の女
- 身長が超低い男
ここに追加で重要になる人物といえば、
- 敏腕弁護士の元夫でビジネスパートナーの男
この3人がメインです。敏腕弁護士の女と、低身長男のラブストーリーといった感じです。
あらすじ
それではストーリの内容です。こちらもざっくりどんな話なのかという点をまとめておこうと思います。
分かりやすく起承転結の4コマ風です。
①一緒に働く元夫とはケンカが絶えず、女は店でケンカをして携帯電話を置き忘れて帰ってしまう。
②ケンカの様子を見ていた低身長男は、女が置き忘れた携帯電話を見つけて持ち帰り、連絡を入れ2人は会うことになる。
③素敵な男性が来ると女は期待していたが、そこに現れたのは思ってもいないほど低身長な男だった。
④「低身長」ということに葛藤しながらも、女はユーモアと知性と才能を持ち合わせた男に惹かれていく。
これが超ざっくりとしたあらすじです。
- 彼の人柄や性格などの「内面」
には完全に惚れているのに、
- 身長が低いという「外見」
が自分の理想に合わないことに、苦しみながら進んでいくストーリーですね。
見どころ
ラブストーリーだが
見どころとしては、ラブストーリーなので「恋がうまくいくかどうか」に注目が集まるはずですが、ここでのポイントは以下の点でしょう。
この映画では、ぶっちゃけ主要人物の男女は明らかに惹かれあっています。
よくあるラブストリーの展開としては、
- 最強の恋のライバルがいる
- 境遇が違うので2人の思いがすれ違う
- 本当にこの人が好きなのか分からない
こういった悩みで主人公が苦悩することが多いはずですが、この映画では違います。
- 好きなんだけど、他人の目が気になる
この1点が非常に大きな問題になります。
離婚した元夫や両親との会話の中から、このような「他者の目」に関するわたしたちの考えに、新たな視点を与えてくれるストーリーになっています。
身長136cmの設定だが
さきほどから「低身長」ということで表現してきましたが、役の設定では136cmです。これ、会話のシーンが多い映画ではどうしてるんだ?って思いますよね。
なんと、実際の役者の身長は180cmで、合成で小さく見えるように撮影しているみたいです。
そこまで違和感のない仕上がりになっているので、内容ばかりに目が行きがちですが、そのへんの映像技術も見どころの1つではないでしょうか。
雑談的感想
ラブストーリーが苦手でも大丈夫
正直、ラブストーリーが苦手な人にはやっぱり苦手な映画になるかもしれないな、というのはあります。
でも、そのなかでもコテコテのラブストーリーではないので比較的見やすいです。
自分もラブストーリーはかなり苦手ですが、フランス語の勉強の延長だと思えば全然大丈夫なジャンルでした。
他者の目
ラブストーリーが苦手な理由としては、主人公の恋の悩み方があまりにも自分とはかけ離れ過ぎていて、想像がつかないというものがあります。
今回も例外ではありませんでしたね。
この映画では恋人の「身長」という部分を切り取っており、なかなかみんながオープンに会話にできないテーマを扱っていたのかもしれません。
いずれにせよ、相手の身体的特徴だけでなく、なんらかの「マイノリティ」な部分を他人からどう思われるかという点で悩むことはあります。
そして「他者の目」とは関係ないにしても、恋人に「自分の理想の恋人像」を押し付けてそれとは違う部分で悩むことはあるでしょう。
こういった見方をすることで、あのラブストーリー独特の苦手な感じはあまり感じなかったように思います。
今回の映画は、ここまでがレビュー記事です!
動画学習
ちなみに、フランス語の勉強にこのような映画などの動画を取り入れることはオススメです。